ついにオリンピック開幕。
※写真フットボールチャンネルより引用
開会式はご覧になられましたか?
歌舞伎やダンス、日本のアニメテーマソングなど注目されたものも多々ありましたが
その中でも私が気になったのは【ピクトグラム】。
ニュースやSNSで開会式でのピクトグラムの演出はご覧になられたかと思います。
私は実際に開会式を見ていてピクトグラムってなんだ!?と思っていました。
でも調べてみると日本にものすごく関係のあるものだったんです。
※写真togetterより引用
一番初めに考えられたのは1920年頃。
文字や文章ではなく視覚的な図で表現することで、言語に制限されずに内容の伝達を
直感的に行えるということから当時は「アイソタイプ」と呼ばれていました。
しかし、1964年日本で開催された東京オリンピック。
当時の日本人の英語力では、日本に来た外国人と十分なコミュニケーションをとれる状態ではなかったため、
「誰が見てもわかるマークを作ろう」と第一線で活躍するデザイナーを終結させ考案されたのが、
オリンピック競技種目や食堂などのピクトグラムだったのです。
このピクトグラム、オリンピックの大会ごとにそれぞれ違うんです。
開催国の特徴をあらわしたものなどあり、おもしろいですよ。
シドニーオリンピックではアボリジニのブーメラン。
北京オリンピックでは昔の中国の文字を連想されるものが。
ロンドンでは地下鉄の路線図がモチーフとなっているそうです。
今では世界共通になっているピクトグラム。
普段何気なく非常口やトイレ、空港、鉄道などで目にしているのがピクトグラムなんです。
みなさんも色々なデザインのピクトグラムを見つけてみて下さいね。